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3歳の子供が続けられる習い事はどうやって選ぶ?種類がいっぱい!

子供が3歳くらいになると、気になり始めるのが『習い事』。

とはいえ、情報化社会を生きる上でパソコンのスキルは身に着けておくべきだし、

体を動かすのも大切なことなのでスポーツもさせてあげたいし、

どんなものを選べば良いか迷っちゃいますよね。

そこで今回は、3歳の子供が続けられる習い事を選ぶ際に大切な三つのポイントをご紹介いたします。

 

子供の視野を広げてあげる

まず3歳くらいだと、自分から何かに興味をもって、

本人の意思で選択するのは難しいのが現状でしょう。

そのため、最初はお母さん自身が子供の視野を広げてあげることが必要です。

 

たとえば、同じ保育園のお友達が通っている習い事をいくつか選び、

子供と一緒に見学に行ってみるのはいかがでしょうか?

 

私の友人も習い事には興味がなかったようですが、

私がピアノを習っているのを見学して通い始めたそうなので、

「仲良しの●●ちゃんも習っている」というのが

やはり励みになるのではないかと思います。

 

また私自身は3歳の頃に母の知人の家に遊びに行くとたまたまピアノがあり、

その音色や感触が気に入ったことから興味を持ちました。

 

このように子供の興味はひょんな事から湧いてくる場合もありますので、

『習い事』という目的にこだわらず、普段から色々な場所へ連れて行き、

多くのものに触れる機会を作ってあげることも大切ですね。

 

電気屋さんに買い物に行ったついでにパソコンを見せてあげたり、

家族で海に行った時に一緒に泳いだりするのも良いでしょう。

 

子供の気持ちを大切に

とはいえいくらお母さんが「させてあげたい」と張り切っていても、

子供自身が「楽しい」と思えなければ長続きはしませんので、

選ぶ際には子供の気持ちを優先して考えることが重要です。

 

ですから、お母さんの理想としては

見学に行った中で子供が興味を持った習い事を

続けられると良いのかもしれませんが、

その際には、子供に「見学は楽しかったか」を聞いてあげましょう。

 

また3歳だと自分の思いをはっきりと言葉で伝えるのは難しく、

嫌々ながら我慢して続けている可能性もあります。

 

私の弟も3歳の時に自分から興味をもって水泳を習い始めたのですが、

生徒間のいじめが激しくてつらかったことがはっきりと言えず、

1年経って自分の意思が伝えられるようになるまで我慢して通っていた子供の一人でした。

 

そのため、通い始めてからも定期的に

「今は習っていて楽しいか」、「これから先も続けられそうか」などを聞いてあげることも

思いやりのある配慮だと思います。

 

こちらが聞いてあげれば、

「やりたい」とか、「嫌」とか子供なりの意見を応えてくれるかもしれませんよ。

 

成長を待ってから始める

しかし親子でこうした工夫を凝らしても、

なかなか子供が満足に続けられる習い事が見つからない場合もあります。

その場合は3歳になってからすぐに習い事を始めようとする必要はなく、

もう少し成長して、本人の気持ちが変化するのを待つのも一つの方法です。

 

なぜなら4歳くらいになるとテレビや動画などを見て、

「この人はすてきだな」というあこがれの気持ちや、

「こんな人間になってはいけない」という反面教師の気持ちなど、

より具体的な意思が出てくるからです。

 

私も3歳になったばかりの時に母の知人の家でピアノに初めて触れても、

「習いたい」というところまでの興味はありませんでした。

ですが4歳の時に、ある女性歌手がピアノを弾きながら歌っているのを聴き、

「この人みたいになりたい」という憧れの気持ちが生まれて

正式にピアノを習うようになりました。

 

その結果17歳まで続けることができ、

今でも福祉施設や教会などで曲の伴奏を頼まれると、

習ったことを生かして演奏することができています。

弟に至っても同じです。

 

水泳は長続きしませんでしたが、

9歳の時にテレビで不愛想な板前さんを見て

「挨拶や返事がきちんとできる人間にならなければ」と感じたらしく、

空手を習い始めました。

 

その結果白帯から緑帯になるまで長続きし、

もじもじしていた性格も社交的になりました。

このように自分の意思で「習いたい」と思ってから始めた習い事の方が、

後々長く続くケースもあるのかもしれませんね。

 

まとめ

ママ友との会話にも子供の習い事の話題が出てきますので、

自分の子供だけが習っていないと焦る気持ちもあるかもしれません。

しかし、あくまでも習い事は子供の将来の可能性を広げてあげるものであり、

「みんなが習っているから」と競い合うものではありません。

 

選び方は各家庭によって様々だと思いますが、

色々な物に触れさせてあげながら、

まずは子供が何に興味を持っているのかを観察してみましょう。

 

そして楽しく通えるかどうか、

子供の気持ちを聞きながら選んでいくことが大切です。

 

学校に入学した時や社会人になった時に困らないよう、

たくさんのスキルを身に着けてほしいと思うのも親の優しさですが、

子供の気持ちに寄り添って一緒に考えてあげることが何よりの親心ではないでしょうか。