マイペース・ブログ

日常の出来事やニュースを書いていきます。

ロボットの種類も色々。進化する宅配ロボット。

 

 ロボットと聞くと、どんなイメージがありますか?

アニメに出てくるようなロボットや、お掃除ロボット

お店にいるペッパー君のようなロボット、最近は

色々なロボットが身近にありますよね。

 

今回話題になっていたのは、マンションの宅配ロボット。

何と自分でエレベーターを呼んで、移動して荷物を届ける

ことができます。

「手もないロボットがどうやって?ボタンは押せるの?」

と思ったんですが、ロボットとエレベーターが連携する

ことで可能になるんですね!

インターネット上のサーバーを経由して連携します。

ロボットってそんなことまでできるのか!と驚きました。

 

宅配にロボットを利用する動きは以前からも色々な企業や

会社が行っています。

宅配ロボットを利用する理由は、配達員の負担を減らすため、

コスト削減につなげるためです。

特に人手不足は問題になっています。

 

そして現在、コロナが広がっている中で、人と人との接触

減らせるということで感染防止対策になるとも言われています。

その他にも、宅配ロボットの多くは電気を使って走行するので

排気ガスの排出を削減できるという点もメリットとしてあります。

こう考えるとたくさんのメリットがありますよね!

 

3年以内の実用化も目指しているそうで、今後も話題になり

ます。

今回はそんな宅配ロボットの仕組みについて、また、課題に

ついてまとめていきます。

 

 

マンション宅配ロボットってどんな仕組みなの?

 

下記のような流れで配達を行うそうです。

事前に登録した図面をもとにロボットが自律走行する

マンション内のネットワークに接続し、エレベーターを

自分で呼び出す

届け先の玄関前に着くと、住民のスマホに通知が届く

住人は暗証番号を入力してロックを解除

ロボットの上部が開いて荷物を受け取る

 

このような流れですね。

そして面白いのが、もしエレベーターに先に住人の方が

乗っていたら、ロボットは乗らずに待機します。

賢いですよね!

逆に先にロボットがエレベーターに乗っていて、後から

住人の方が乗ってきた場合は、そのまま一緒にエレベーターに

乗って移動して行きます。

 

ロボットと一緒にエレベーターに乗るって不思議な感じですが、

なかなかできない経験なので楽しそうですよね!

また、今はもう当たり前になりつつある「置き配」も今後は

検討されているようで、今後の進化に期待したいですね。

 

 

宅配ロボットって今どのレベルまで進んでいるの?

 

今回はマンションでのことを取り上げますが、一般道を

走行するテストも他の企業では行われていました。

内容は、スーパーで買ったものをロボットが家庭まで届ける

というもの

1カ月限定で行われていたそうで、流れは以下のような

ものです。

 

商品を注文する

従業員が商品をロボットに積み込む

指定された住所まで、一般の道路を使ってロボットが

運んでいく

④到着すると、受け取り主は暗証番号を入力する

⑤荷物を受け取る

 

ちなみに人や障害物があった場合、ロボットについている

カメラやセンサーで分かり、

それにより止まったりよけたりすることが可能になります!

 

今回のテストでは、安全を守るために係員がロボットに同行して

見守っていたそうですが、もしロボットだけで安心して荷物を

運べるようになったら様々なことに役立ちます!

特に高齢者の方にとってお米やお水などの重いものを運ぶのは

とても大変です。

さらに車の運転も難しいとなったら、困りますよね。。

そんな時に役立ってくれます。

 

その他には大学のキャンパス内でも何度か実験が行われて

いました。

大学敷地内にあるコンビニで学生が商品を購入すると、

その学生の所にロボットが商品を配送してくれるという

ものです。

 

流れは以下のようなものです。

①専用アプリをダウンロードする

②そのアプリから商品を注文する

③ロボットが指定の場所まで商品を届ける

④電子決済後、ロボットのロッカーのカギである

QRコードが注文者に届く

⑤ロッカーから商品を取り出す

 

学生からも「便利!休憩時間を効率よく活用できる!」

などの声が多かったです。

 

 

宅配ロボットの課題はどんなものがあるの?

 

こうした素晴らしい宅配ロボットですが、まだまだ課題も

あります。

例えば、マンション内の宅配ロボットであれば、マンションの

エレベーターが古い場合は目的階を入力できないという課題

があるそうです。

確かに新しいマンションから古いマンションまであって、

管理システムも違いますので、それぞれに向けての対策は

必要ですよね。

 

そして一般道路では、下記のような課題があります。

・安全対策やシステム対策

・車道を長時間走行することは難しいので、現状は

 限られた地域内の歩道のみしか走行できない

・移動速度はかなり遅い

・歩行者や自転車、車いすの通行の邪魔になってしまう

 可能性がある

 

その他には、限られた範囲になっていますため、宅配可能な

範囲は狭くなるという意見もありました。

速度が遅いという点では、アメリカの宅配ロボットでは

一般車道を25キロで走ることができるものが開発されて

います。

25キロってすごいですよね!

2020年1月からレストランのデリバリーや食料品の

宅配サービスをロボットで行っています。

約5キロの範囲内なら配達可能ということで、かなり技術が

進んでいますよね!

 

でも日本のロボットにも課題はまだまだありますが、

安心・安全がまずは第一なので、少しずつ進化してほしい

ですね。

それにたとえ限られた範囲であっても、ロボットがあることに

よって助かる人も多いはずです。

 

そうした限られた範囲だけでもどんどん活躍してくれることに

期待したいです!

宅配については、ドローンが話題になっていたこともあり

ましたよね。

ドローンも人手不足解消、配送コストの削減、空路のため

配達スピードが速いなどのメリットがあります。

 

しかしこちらも宅配ロボット同様に課題はあります。

・空中で複数のドローン同士がぶつからないように

 飛行できるようにするシステムが必要

・システムがサイバー攻撃を受けないようにする

・撃ち落されてしまう可能性もある

・落下する可能性もゼロとは言い切れない

悪天候の場合は利用できない可能性もある

 

こちらの課題もすぐには解決できないですが、宅配ロボット

同様、安心・安全を第一にできることから着実に進んで

ほしいですね。

 

まとめ

 

今回は宅配ロボットについてまとめました。

個人的には、現時点では範囲を限定して、決められた用途で使う

ことになると思いますが、色々な使い方ができる可能性を感じ

ました。

また、セキュリティ面にも不安はあったのですが、利用者に

しか分からない暗証番号を使ったり、QRコードを使ったり、

様々な工夫をされていることが分かりました。

今すぐには難しいですが、これからのさらなる進化に期待

したいですね!