マイペース・ブログ

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ボディポジティブの意味。日本でも少しずつ話題になってきている!

皆さんは今の自分の体型は好きですか?

食べるのが好きで体重がなかなか減らない、逆に体重を

増やしたいのに食べても食べても太れない、など体に

ついては色々な悩みがあると思います。

 

そんな中、特にアメリカでは、ボディポジティブという

考え方が以前から広がっています。

ボディポジティブとは、

どんな体も美しい

太っている、痩せている、にかかわらず自分のありのままの

体型や見た目を愛そうという考え方です。

 

最近では体のサイズだけではなく、肌の色、傷痕や障がい、

体毛なども含めて考えられるようになっています。

世界に一つしかない自分の体を個性として認めて愛していく

ってとても素敵な考え方ですよね。

 

ただこれに否定的な考えを持っている方々もいます。

今回はこのボディポジティブが海外で広がった理由、

そして日本ではどうなのか、ということについて

まとめていきます。

 

なぜこの考え方が広まっているの?

 

大きく2つあります。

1つは、海外ではモデルやセレブたちが積極的に発信

したこと。

無理なダイエットで摂食障害になってしまうことも多い

モデル。

 

モデル自身の健康のためにも良くないと言われています

し、それに憧れて無理をして健康を損なってしまう若い

女性たちにも影響が出ていると言われています。

 

そんな中摂食障害を経験したモデルが、無理をして

自分を変えよう、自分をなくそうとするのではなく、

逆に修正・加工しないありのままの自分の体をSNS

披露したそうです。

 

そうしたことが増え、今まではネガティブなイメージで

捉えられることが多かったプラスサイズの女性たちも

どんどん今の自分を発信するようになったんですね。

それに勇気をもらった女性たちも多かったのです。

 

また、海外のセレブたちは表舞台に出るたびに太り過ぎ、

痩せすぎなどと言われてしまいます。

これは日本の芸能界でもよくありますよね。

 

激やせ!激太り!などよく話題にされています。

そういうことに海外のセレブたちが反論したことが

きっかけで、広がっていったんですね。

このようにモデルやセレブの方々の動きの影響がまず

大きかったです。

 

そしてもう1つは、自己肯定感につながる考え方である

こと。

自己肯定感はビジネスの場面でも、それ以外の場面でも

とても重要なものだと考えられています。

 

最近ではたくさんの本も出版されていますよね。

ありのままの自分の体を受け入れて愛するということは、

「自分なんて。。」という自己卑下をやめることにつながり

ます。

 

それによって自尊心を取り戻したり、自分の体を大切にする

ことができるようになるんですね。

そうすると自分の体に感謝もできます。

ありのままの自分を受け入れてあげることで自己肯定感に

つながるという良い効果があることも広がった理由だと

考えられます。

 

ボディポジティブに対して否定的な意見もあるの?

 

実は否定的な意見もあるんです。

例えば、ネット上では

・太っていることを肯定させるための言い訳だ

・努力していないだけだ

・太っていることが素晴らしい‼︎など、肥満体型を称賛する

ことになってしまう

・危険な習慣や病気になる可能性の高い体型まで推奨していく

 ことにつながりかねないので、それは良くない

・医療費が増加しそう

・内臓脂肪が増えて健康診断にひっかかってボディポジティブ

では済まされなくなる

ボディポジティブに対してこうした意見もあります。

 

ただ、ボディポジティブは悪い習慣で太っている人、

太っていることで健康を害している人、太っている人を

積極的にほめたり、すすめている訳ではありません。

世の中には色々な体を持つ人が存在しているので、否定される

べき人間は一人もいない。

 

体型に優劣をつけるのではなく、外見や体型に関わらず

全員が自己肯定感を持てる社会の実現を目指すことが大切。

これがボディポジティブの考え方です。

この部分を誤解なくしっかりと伝えていったり、理解して

いくことが必要ですね。

 

日本ではどうなの?

 

まだまだ日本では体型を気にする傾向が強いのです。 

60キロから45キロまで痩せました‼︎

この方法で10キロ痩せました‼︎などのyoutube動画も

非常に多いと感じます。

体型のことでいじめられたという話も良くありますし、

日常的に太った?痩せた?という会話も多いですよね。

 

でも最近はぽっちゃりコーデとして、細い人だけではなく、

少しふくよかな方がモデルをしているのを見る機会が増えて

きました。

さらにプラスサイズ向けのブランドや雑誌もあります。

そうしたモデルたちが、とても良い笑顔で服を着こな

していると素敵だな!となりますよね。

 

「痩せていないからこの服が着られない。。」ではなく、

「今のこの体型だったらこんな服が着られるな!

可愛いな!」と思える人が増えたらボディポジティブの

考え方ももっと日本で広まりそうですね。

 

また、去年の8月にある刃物メーカーが作った広告ビジュアルも

話題になっていました。

腋毛を見せているバーチャルモデルを起用し、「ムダか

どうかは、自分で決める」というメッセージを投げかけて

います。

これを初めて見た時はかなり衝撃を受けました!

でもこれもボディポジティブの1つの影響ではないでしょう

か?

 

脱毛などもよく広告を見ますし、人気もありますが、

自分が嫌だというより、人に見られたらみっともないから、

人目が気になるからという理由で行う人もいると思います。

 

だからこういう考え方もあるんだということが分かれば、

「あ、別に気にしなくてもいいんだ」と思える人も増えそう

ですね。

こうしたどんどん発信が増えれば、より人が多様な価値観や

考え方を持てて、自分のことをより大切にできるのではないで

しょうか?

 

まとめ

 

今回は海外で広がっているボディポジティブについて

まとめてみました。

日本でも少しずつ広がってきている感じはありますが、

まだまだ浸透はしていません。

1人1人が自分の体を愛し、自己肯定感を持つためにも、

もっと広がっていくと良いですね!