マイペース・ブログ

日常の出来事やニュースを書いていきます。

高速道路のトイレにトレイ? 何のため? 進化するトイレについて まとめて解説‼︎

高速道路のパーキングエリアやサービスエリア。

お土産を買ったり、テイクアウトを楽しんだり

とても楽しいですよね!

人によって様々ですが、多くの人が使用するのが

トイレではないでしょうか?

 

そんなトイレですが、スマホや傘、お財布などの

忘れ物が非常に多いです。

特にパーキングエリアやサービスエリアの

トイレなら、財布やスマホだけ持っていく人

も多いですよね。。

そうするとちょっと置いて、そのまま忘れてしまう

なんてことも増えてしまいます。

しかも急いでいたらなおさらですよね。

 

そんなトイレの忘れ物問題を解決するために、

開発されたのがトイレのトレイ

何とも画期的なのが、トイレの鍵を閉めると、

トレイになるようになっていることです。

 

今回はそんなトイレのトレイについて、

その他の画期的なトイレ忘れ物問題解決方法

についてまとめていきます。

 

 

設置されたトレイはどんなもの?

 

設置されたトレイはアルミ製のトレイです。

1kgまで乗せることができるので、お財布やスマホ

置くことができます。

 

プラスチック製、ステンレス製、樹脂製など色々試した

結果、アルミ製が一番良いということで、アルミ製になりました。

しかも抗菌仕様になっていて、指紋もつきにくいんです。

清潔なのは嬉しいですよね。

 

トイレの鍵を閉めるとそのまま小物置きになるように

なっていますが、これは誰もがトイレに入ったら必ず鍵を

閉めることに注目したんですね!

家なら鍵を閉めない人もいるかもしれないですが、

さすがに外では閉めますよね。

 

多くのトイレにはポスターで「忘れ物注意」と書いて

あったりもしますが、ぼーっとしていると、ついつい

忘れてしまいます。

だから意識ではなくて、物理的な仕組みとして忘れ物防止

になるようにしたんですね。

素晴らしい発想です‼︎

 

ちなみに鍵の開閉試験はなんと20万回ほども行われた

そうですよ。

本当にたくさんの努力の結果によって生まれたんですね。

 

 

どこのトレイに設置されているの?

 

トレイが設置されているトイレは、NEXCO東日本北海道

支社が管轄している場所です。

ここでは年間90件ほどの忘れ物があったそうで、

特に多かったのはスマホやお財布などの小物類。

 

この忘れ物回収や確認のため、職員たちはなんと片道

150キロもの距離を時間をかけて行くこともあった

そうです‼︎

忘れ物って自分もとても困りますが、他の方にも迷惑を

かけてしまうんですね。。

 

そんな職員たちの負担を減らすために考えられたのが、

このトイレのトレイ

その効果がどれくらいあったのか気になる

ところですが、効果はバツグン‼︎

設置してから約7ヶ月間で以前は54件ほどあったものが

0件になったそうです‼︎

見事に成功したんですね!

 

今後も増やしていく予定で、北海道支社が管轄する42箇所

の全ての休憩施設に設置していくそうです。

北海道以外にも、山陽自動車道の一部、徳島自動車道の一部、

北陸自動車道の一部にもこのトレイは設置されています。

もしかしたら、今後はもっと全国に広がっていくかもしれま

せんね。

一人一人が気を付けることはもちろん大切ですが、こうした

取り組みをしてくれるのはとてもありがたいですね!

 

 

トレイだけじゃない!AIを利用した忘れ物問題の解決方法。

 

トレイという画期的な方法についてまとめましたが、

実はAIを利用した対策も行われています。

トイレの天井に赤外線センサーがついていて、忘れ物が

あった場合、「お忘れ物はありませんか?」と声をかけて

くれます!

その仕組みは、AIがトイレに入る前と出た後のシルエットを

検知して、データで比較することで忘れ物があるか分かる

そうです。

 

このシステムは約7万件のデータをAIに学習させることで、

可能になっています。

財布、スマホ、ポーチ、バッグ、かさ、ハンカチなど忘れ物が

多いものに限定して、覚えさせたんですね。

しかもさらにすごいことがあるんです!

もし忘れ物をした人が持ち帰らなかった場合、その次に人が

入ってきても、その時は音声が流れないそうなんです。

とても賢いですよね!

 

センサーを開発したのは、NEXCO中日本のグループ会社。

このグループ会社とトイレのシステム開発を手掛ける会社が

共同して作ったそうです。

2018年から一部のパーキングエリアで導入されていて、

東京オリンピックパラリンピックに向けて、2020年3月

から本格導入が始まっています。

 

ちなみにこのセンサーは忘れ物だけではなく、急に倒れて

しまった人などにも気付くことができるそうですよ。

AIにこんな使い方があるなんてとても驚きました!

人では大変なことをAIを活用して補っていく。

とても素晴らしい活用方法ですよね!

 

まとめ

 

進化を続けるパーキングエリアやサービスエリアのトイレ。

でもまさかここまで進化しているとは思いませんでした!

色々な人のアイデアや努力が積み重なって生まれた

今回のトレイ。

そうした方々にしっかりと感謝したいですね!

そして何よりも一人一人がもっと忘れ物に気を付ける

ようにできるといいですね。